



SOLD OUT
「dining table 」
三浦 治
こちらの作品は、本来処分されてしまう流木や廃材を作家が自らの足で探し出し、丁寧に拾い集めることから始まります。
素材と生活を共にし、素材の声に耳を傾け、じっくりと対話を重ねる中で、形・色・質感が導き出されます。家具職人としての確かな技術によって、これらの素材を補完し、家具という形態に留めた一点ものの作品となります。
全体サイズ W 91cm × D 85cm × H 73cm ( 横 × 幅 × 高 )
脚部分 W 27cm × D 28cm × H 70cm ( 横 × 幅 × 高 )
素材 木製
*現在、hakuギャラリーにて展覧会を開催中です。
ご購入頂いた場合、お届けは9月中旬から下旬を予定しております。
お早めのお届けをご希望の方は、ご相談ください。
作品の詳細をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。
尚、姉妹ギャラリーkokyuにて同時開催中です。
kokyuでの展示作品の販売は、kokyuのオンラインストアをご確認ください。
*PLEASE NOTICE
International shipping is available.
Please contact us about shipping fee.
Email / [email protected]
○展覧会 情報○
「生きとし生ける家具」
三浦治
2023.8.26(土) - 9.10(日)
金 /土 /日 /月 12-8pm close: 火 入場無料
二箇所同時開催
水・木はスタッフ不在ですが、ご自由にご覧ください。
スタッフ不在時にご購入希望の方はDMまたは[email protected]にお問合せください。
-
千葉県、九十九里の浜辺に近い場所にアトリエを構える作家、三浦治。彼は自ら拾い集めた流木や廃材を用い、時間と環境の摂理が刻まれた作品を創造します。
彼の作品作りは、本来処分されてしまう流木や廃材を自らの足で探し出し、丁寧に拾い集めることから始まります。素材と生活を共にし、素材の声に耳を傾け、じっくりと対話を重ねる中で、形・色・質感が導き出されます。家具職人としての確かな技術によって、これらの素材を補完し、家具という形態に留めた一点ものの作品が完成します。これらの作品は三浦の自然への眼差しを体現し、作り手と素材、作り手と自然との対話の痕跡が感じられます。
三浦の作品は、「みたてる」の枠を超えて、「生ける」に近い感覚を私たちに味わわせます。自然の素材が持つ生命の息吹や変化を感じさせ、自然の美しさと循環を表現しています。また、死と生の独特な共存を象徴し、生命の尊さと豊かさを讃える表現ともなっています。それは人と自然、生命の輝きを繋ぐ架け橋であり、見る者を包み込み心地よい感覚をもたらします。
家具やアートなどのカテゴリーにとどまらず、三浦の作品は言葉では表現しにくい直感的で心に響く魅力を持っています。一見簡素に見えるかもしれませんが、その奥深い表現は無意識に心に訴えかけます。
三浦自身は、こうした文章が必要ないと言うかもしれません。彼にとっての創作はただ「暮らすこと、美しむこと、そして生き愉しむこと」なのだと思います。その純粋な想いが、彼の作品から感じ取れるのでしょう。