SOLD OUT
「アートとTシャツと私」展 2021.07.17. - 8.1 出品原画作品
*作品の詳細写真や情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
「なみなみ浮き立つ、こぼれる」
池島晴子
41.5×59.4×2.5cm(H×W×D)
Oil and Sand on plywood
額装 無し
波板が屋根の車庫の景色をモチーフに描きました。
その景色は、波板が光を受け止めている時は表と裏のコントラストで持っている色を鮮やかにして、雨が降っている時は水の音を鳴らしてくれます。特に降水量が多い時は、じゃばじゃばと滝のような壊れた水道のような、小さい規模の中で水の勢いを見せてくれるなんとも不思議な気持ちになります。
なみなみと浮き沈んだ形をした屋根は様々なものを受け止めてその度に色々な景色を見せくれます。私はその景色を見ると呼応するように気持ちが浮き立つのです。
・池島 晴子
1998年 大阪に生まれる
2018年 二人展 メロディーハイツ、企画・展示 Gallery素
2020年 京都造形芸術大学2019年度卒業展、大学院修了展 奨励賞受賞
2020年 京都造形芸術大学(現京都芸術大学)」 美術工芸学科 卒業
2021年 CBC翔け!二十歳の記憶展 愛知芸術文化センター12階アートスペースG 愛知
2021年現在 愛知県立芸術大学大学院 博士前期課程 在籍中
・アーティストステートメント
「景色」という言葉の「景観、風景とその中で起きている自然現象」と「『もの』の中で起きている、又は起きた現象により生まれた特別な色や模様などの風情」というふたつの意味その関係性をモチーフに制作しています。日常的な建物のある風景を観察し、その中での気づきを作品にしています。