




SOLD OUT
IDEAL COPY「Channel: Copyleft」において制作されたカセットテープ。
Edition. 400 限定
音源は展覧会会場で録音していただく形になっておりますので、音は含まれておりません。
会場で流れている音を含めた展覧会の様子に関しては後日Web上で公開予定です。
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IDEAL COPY「Channel: Copyleft」
会期:2021年2月6日[土]-28日[日]
開廊時間:11:00~19:00 *火曜定休日
会場:haku kyoto
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IDEAL COPYは、再利用・再配布・改変が認められる音源を広く募集する。提供された全ての音源はギャラリー空間で再生される。鑑賞者は、ギャラリー内で再生された音を録音し持ち帰ることができる。IDEAL COPYは、音の著作権(Copyright)を改めて問い直す。
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この度、haku kyotoではIDEAL COPYの展覧会「Channel: Copyleft」を開催致します。IDEAL COPYは1988年に京都でデビューし、1990年代以降国内外で多彩な活動を展開してきた匿名のアートユニットです。日常の社会システムに着目したコンセプチュアルな作品で知られています。
今回のプロジェクトは音の著作権に焦点を当てて制作されています。「Channel: Copyleft」はどなたでも参加していただけるプロジェクトであり、再利用・再配布・改変が認められた音源の提供を募集しました。ご提供いただいた音源が「Channel: Copyleft」展において、約70個のスピーカーで同時に再生されます。音源について:音楽、フィールドレコーディング、朗読、ノイズ 等で、再利用・再配布・改変が認められたもので、著作権を侵害しないオリジナル音源であれば内容は問わず、著作権を侵害する音源は使用を差し控えさせていただくということで音源をご提供いただきました。
近年インターネットの発達により、様々な情報がWeb上に公開され、誰もが見ること聞くことができる環境が整っています。音・音楽もその中の一つであり、自由に聞くこともできれば、手軽にダウンロードや録音をして使うことも可能な機材や方法もあります。著作権というものは、世界中に法律や管理する団体・組織等はありますが、案件が適切に権利処理されることや、身近な相談役としての機能などは未だ整備されていないのではないのでしょうか。世界中の様々な情報が自由に交錯する今の時代だからこそ、作品やアイデアを生み出す時も、それらを見たり聞いたり使ったりする時も、一呼吸おいて著作権というものを改めて考え直してみるべきではないだろうか。
ーhaku director 渡邊 賢太郎
会場ではIDEAL COPYのカセットテープ(990円税込)ED.400を販売しております。カセットテープへの録音機材も準備させていただいております。お手持ちの録音機材を使用することも可能です。録音した音源は自由に持ち帰ることができます。
・IDEAL COPY
IDEAL COPYは現代美術を背景に活動するクリエイティヴ・プロジェクトとして1988年結成。アーティストは「作品」と「社会のシステム」の中に存在する。IDEAL COPYは現代社会の創作物である様々な「社会のシステム」をターゲットに既存の枠組みを越えた活動を展開している。IDEAL COPYはメディアを通してワールドワイドな展開の可能性を追求していく。
web: https://www.idealcopy.info/copyleft
現在、京都市京セラ美術館・新館東山キューブにて開催中の「平成美術:うたかたと瓦礫 1989-2019」にも作品を出展中です。
会期 2021年1月23日 - 4月11日詳細はこちら
https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20210123-0411