「gravity #4」Soshi Nakamura
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「gravity #4」Soshi Nakamura

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「gravity #4」 800mm φ 水性アクリル, ガラスミラー *この作品は郵送・設置に関して、ご相談させていただきますので、 ご購入希望の方は、お問い合わせください。 中村 壮志の個展「satellite」展示作品。 中村は映像作品を中心に、平面や立体を交えながら、空間全体を作品として作り上げ、鑑賞者を作品の世界へと誘います。 今回の展覧会では、彼が昔からフィクションの象徴として扱っている月をテーマにしています。 アポロ計画の着陸地点の調査や月面の地図制作などの目的で1966年から開始されたルナ・オービター計画での無人探査機から地球に送られた高解像度写真データを元にした作品は、マッピングのために大量に撮影された月面の写真データを彼がランダムで選び、選ばれた順に展示空間に配置することで偶然的に作られた組写真の作品と、 当時、無人探査機からの撮影データを大画面に映し再び撮影していた方法と同じように、大画面モニターに映される月面写真を使った映像インスタレーションになっています。 そして、もう一つの新作シリーズ「Gravity」は、液体を垂らす量、時間、角度を予め決めて制作された平面作品です。彼が完全に制御できない状況によってできた線は、普段からそこにある力(重力)を改めて感じることができる作品となっています。 月というのは、古くから世界中でその土地々々の伝承やSF作品にも取り上げられています。 1969年人類史上初の月面着陸とも言われているアメリカ合衆国のアポロ11号計画を発端に、2023年には民間月旅行が行われる予定とされており、私たちにとっても日々夜空に浮かぶ月は近い存在です。 しかし、解明されていないことも多く、地球の私たちから月までは物理的にも、まだまだ遠い未知の世界です。 彼の作品から、私たちがいる場所と月との間にあるズレを体感できるでしょう。 夜空に浮かぶ月を見て、思いを馳せることで、誰もが自由な旅へと飛び立つことができるでしょう。 遠くへいきたいですね。 昔から私の遠くへいきたいなぁという気持ちは、空を超え月へ向かいます。 月面は未だ画面上の世界だと思っています。 どんなに身近に感じても、やっぱりまだまだ未知で遠い。 生きているうちに私自身が行くことは無理でしょう。 月は私にとって憧れでありフィクションの象徴。 月面着陸なんて半世紀前のお話で、時間軸が曖昧になりますよね。 見た目も野暮ったいから美しい写真が少ない。それもまた良い。 月面でムーンウォークしたいですよね。月面に落書きをしたいですよね。 壁いっぱいの月面を見たいですよね。     ——— 中村 壮志 中村壮志 アーティスト 1991年3月熊本生まれ。2016年東京藝術大学大学院修了。2019年まで同大学で非常勤講師を務める。映像インスタレーションや立体作品を用いて、イメージと音の関係性や、映画と美術の中庸を展示空間で実験的に探っている。主な展覧会は「夢、もしくは本当の月に関する物語」(vacant)、「天台大師と慈恩寺修験」(慈恩寺) 、「bionic by sputniko!」(渋谷西武)、「Supermarket Alternative -ARTISTS' FAIR KYOTO 2020satellite-」(BnA Alter Museum)など。また古典的な技法を使った映像美で様々なファッションフィルムを演出。現代の流行に映画の伝統を蘇らせるプロジェクトを行っている。                              Web : sounakamura.com